ツーリング概要 計画案(A案)の基本骨格
日別行程案 出発 8:00~8:30 / 宿到着 16:00までが基本
堺市 → 舞鶴港 約140km
14:00頃に堺を出発し、明るいうちに舞鶴へ。早めの夕食と入浴を済ませ、23:50出港のフェリーへ。船旅の始まりです。
船上 → 小樽着 走行なし
約21時間の船旅は休養日。大浴場と日本海の景色を楽しみながら体力を温存します。20:45に小樽着、そのまま港に近い宿へ直行します。
小樽 → 留萌 約150km
石狩から国道231号の海岸線へ。厚田・浜益の海沿いの道を走り、増毛の旧駅舎や酒蔵に立ち寄ります。夕方は留萌の港で日本海の夕日を。
留萌 → 稚内 約205km ★ハイライト
この旅の核心、オロロンライン北上日。7:30に出発し、羽幌・天塩で給油しながら道道106号へ。 28基の風車が一直線に並ぶオトンルイ、果てしなく続くサロベツ原野、晴れれば海の向こうに利尻富士。 ノシャップ岬に寄って稚内へ。休憩は50kmごとに取り、平坦な直線を淡々と進みます。
稚内連泊 ― 宗谷岬と休養 約80km
朝はゆっくり。片道約30kmの宗谷岬で「日本最北端の地の碑」と到達証明書を。 宗谷丘陵の「白い道」(ホタテの貝殻を敷き詰めた約3km)は、晴れて路面が乾いている日だけの楽しみに。 午後は温泉と洗濯、昼寝で体力回復です。
稚内 → 美深 約150km
国道40号を南へ。天塩川沿いの内陸路を下り、音威子府の駅そばに寄って美深へ14:00頃到着。 前日に天気が悪ければ、豊富のサロベツ湿原センター(木道1周約1km)に寄る予備日にもなります。道の駅びふかの温泉で早めに休みます。
美深 → 旭川 → 美瑛 → 富良野 約170~185km
旭川で給油と昼食を済ませ、美瑛へ。白金・青い池とパッチワークの丘を眺めて富良野へ入ります。 疲れていれば美瑛を翌々日に回し、旭川から真っ直ぐ富良野へ向かう短縮ルート(約160km)も用意しています。
富良野連泊 ― ラベンダーと休養 約50km
8:30の開園直後にファーム富田へ。月曜の朝は週末より空いていて、ラベンダーは見頃の時期です。 午後は無理に走らず、チーズ工房やマルシェなど近場だけ。旅の終盤に向けた休養日です。
富良野 → 小樽 約145km
三笠で給油して国道452号・高速道路経由で小樽へ13:00頃到着。寿司の昼食と運河散策、お土産を済ませ、 20:30頃フェリーターミナルへ。23:30出港、北海道に別れを告げます。
船上 → 舞鶴着 走行なし
終日船上で旅の余韻に浸ります。21:15に舞鶴着。その夜は無理をせず舞鶴に泊まります(夜間の長距離走行はしません)。
舞鶴 → 堺市 約140km
9:00頃に舞鶴を出発し、午前中に帰宅。総走行約1,240kmの旅が完結します。
見どころハイライト
オロロンライン(道道106号)
天塩から稚内へ、海と原野の間を一直線に伸びる約68km。信号も電柱もない、日本離れしたスケールの道です。
オトンルイ風力発電所
サロベツ原野の海岸沿いに、28基の巨大風車が3.1kmにわたって一列に並ぶ圧巻の景色。海側のパーキングがビューポイントです。
宗谷岬・宗谷丘陵
日本最北端の地の碑。晴れた日にはサハリンの島影も。丘陵の牧草地にはホタテの貝殻を敷いた「白い道」が約3km続きます。
サロベツ湿原
国内最大級の高層湿原。木道を歩けば地平線まで続く湿原と、正面に浮かぶ利尻富士(利尻山)の姿が楽しめます。
富良野のラベンダー
ファーム富田をはじめ、7月中旬は富良野一帯が紫に染まる季節。丘の花畑と十勝岳連峰の組み合わせは夏の北海道の象徴です。
美瑛・青い池
白金温泉近くの青い池と、パッチワークのように広がる美瑛の丘。旭川から富良野への途中に寄る、色彩の濃い区間です。
予算の目安 1名/2027年7月・フェリー期間B想定の試算案
| 項目 | 内訳 | 目安 |
|---|---|---|
| フェリー往復 | 新日本海フェリー 舞鶴⇔小樽、旅客+バイク(125cc超) | 76,000円 |
| フェリー船内食 | 往復分 | 7,000円 |
| 宿泊 8泊 | 小樽・留萌・稚内2泊・美深・富良野2泊・舞鶴(朝食付き中心) | 85,000~105,000円 |
| 食費 | 陸上での昼食・夕食 | 40,000円 |
| ガソリン・高速代 | 総走行 約1,240km | 20,000~22,000円 |
| 観光・雑費 | 駐車料金、証明書、お土産など | 5,000円 |
| 合計(試算目安) | 約24万~26万円 | |
※フェリー運賃は2026年改定後の公式運賃に基づく目安です。2027年夏の期間区分(A~Dの日割り)は未発表のため、出発日によって変動します。船室をステート級に上げた場合は約26万~29万円が目安です。
安全と準備のポイント
- 給油は150kmルール ― 天塩と三笠では必ず満タンに。道北はスタンドの間隔が長く、日曜休みの店もあります。
- 横風への備え ― 道道106号は遮るものがなく、強風の日は無理をせず天塩から国道40号(内陸)へ迂回します。
- 寒暖差 ― 稚内は7月でも最高気温20℃前後。防寒インナーは必須です。一方、富良野・旭川は30℃近くになる日もあり、重ね着で調整します。
- 夜間走行をしない ― フェリー到着日は港近くの宿へ直行。帰りの舞鶴到着日も、そのまま舞鶴に泊まります。
- 鹿への注意 ― 朝夕の薄暗い時間帯は走らないのが原則です。
- 休養日を削らない ― 稚内と富良野の連泊日が、この行程を無理なく完走するための要です。
予約・準備スケジュール案
船室グレードの検討。宿候補を町ごとに絞り込み(バイク駐車・屋根・ランドリー・朝食時刻を確認)。
愛車(SRX400等)の本格整備(タイヤ・チェーン・バッテリー・オイル)。積載は最小限に、着替えは洗濯前提で3日分。
往路フェリー(7/5 舞鶴発)の予約開始見込み。開始時刻に合わせて予約。
復路フェリー(7/13 小樽発)の予約開始見込み。往復が揃ったら、すぐに宿8泊を予約。
最終点検と天気傾向のチェック。給油ポイントと道の駅の最終確認をして出発に備える。
※フェリーの予約開始は「乗船日の3か月前の同日 午前9時」が目安です。2027年の正式な発売日は新日本海フェリー公式サイトでご確認ください。
計画メモ(企画の狙い)
本計画案は「初めての北海道で、一番北海道らしい景色を、無理のないペースで」という方針で組み立てました。
宗谷方面の大自然(オロロンライン・サロベツ・宗谷岬)と、富良野のラベンダーの両方を取りにいく欲張りなコースですが、
連泊と休養日を要所に入れることで、長距離走行日は1日だけに抑えています。
天候が崩れた場合は、連泊日やサロベツ湿原センターへの寄り道で柔軟に調整する余地を持たせています。
※あくまでも検討用の計画案ですので、メンバーの皆様の「ここに行きたい」「日程を調整したい」などのご意見をお待ちしています!